今の僕らにできること!

興味のあることを日々更新中!読んでもらえると嬉しいです〜!

国家とは?

なぜ国が出来るのか?

古代の人類は、洞窟などでコロニーを築き、狩猟や採取をして生活を営んでいた。

しかし食料がなくなるにつれ、人類は食料を求め移動を始める。移動には限界があり、頭の良い人類は定住し、そこで農耕を始め、やがて集落になり国が出来ていった。

 

農耕社会は食料の供給を安定してくれたが、貧富の差がやがて出てくる。そして、より富を得た者は権力を持つようになり、王や皇帝という称号が生まれてきた。

王や皇帝は自身の権力を神から預かったものとし、神格化していった。またその権力にあやかろうとする人々に囲まれ、その人たちに支持されていくことになる。

 

権力の拡大は欲望の拡大でもある。権力をもった者は食料供給の不安はなく、新しい欲がうまれ、その欲望を満たすために他の国と戦争をしていく。また自国の安全を保証するためにも戦力の増強を図ってきた。多くの欲は自国の拡大で、その手段に戦争をしていった。

 

今現在、多くの国では戦争は正気の沙汰ではないことを知っている。しかし、なぜ起きるのか?イデオロギーの違いや自国の安全を守るために戦力を増強し、殺戮を繰り返してきた。歴史上、人類は個の安全を守るため、また幸福と豊かさを求め移動し、争いを起こしてきたのだ。

果たして、この人類の幸福や安全のための争いは、平和を築くことができるのか疑問に思う。数年後、アフガニスタンパレスチナは平和なのか?平和や正義のための争いは、本当に平和になるのか?

 

この権力や正義は国家をつくり、国家は権力をうむ。そして、その秩序を守るために国家は力を持ち、そして、力を持ちすぎた者は秩序を破壊する。人類は生存ということに無関心になっていく。

国家は必要なのか?人類は自分の集団を大切にする。これは他の集団の生命や文化よりもだ。人類は戦争を間違った信念だと理解しているにもかかわらず、武力による抑止力を増強していくのだ。国家という制度は必要なのか疑問に思う。このままだと人類は人類により滅亡していくだろう。