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代理戦争(ベトナム戦争)

第二次世界大戦後、ベトナムでは社会主義の国、ベトナム民主共和国が独立宣言します。

ベトナムは長年フランスの植民地でした。この独立をフランスは認めず、インドシナ戦争へ発展していきます。この戦争はフランスの劣勢で、フランス軍は撤退します。このとき北緯17度線が暫定境界線となりました。

ベトナム民主共和国は南部の統一も主張しますが、もともと資本主義の国家であるベトナムの統一はアメリカが反対しました。アメリカの支援を受け、南部には1955年にベトナム共和国が資本主義国として誕生します。こうしてベトナムは南北に分断されたのです。

統一を目指すベトナム民主共和国は南部のベトナム共和国と戦争になります。ベトナム民主共和国社会主義のため、中国とソ連から支援を受け戦いました。南部はアメリカの支援を受けていました。この戦いでベトナム共和国は劣勢にたちます。アメリカはこの状況をみてベトナム民主共和国を壊滅させるために北爆に踏切、ベトナム戦争へ本格的に参戦していくのです。

ベトナム戦争は泥沼化していき、アメリカの世論では反戦の動きが強くなりました。

アメリカ軍は最終的に撤退。アメリカの支援を失ったベトナム共和国は首都を占領され、ベトナムは北部のベトナム民主共和国が統一しました。1976年にベトナム社会主義共和国が誕生したのです。